1963-06-06 第43回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第20号
ただいろいろ事情がありまして、船で着きました港渡し、あるいは貨車乗り渡し、そういったことで仕切って金を払う、ただし実際の精算は検炭後に精算をする。こういうものも一応前払いになっておるわけであります。そういった程度の前払いは、あるいはやむを得ないかと思います。できるだけ電力業界としては前払いはやりたくない、かように考えております。
ただいろいろ事情がありまして、船で着きました港渡し、あるいは貨車乗り渡し、そういったことで仕切って金を払う、ただし実際の精算は検炭後に精算をする。こういうものも一応前払いになっておるわけであります。そういった程度の前払いは、あるいはやむを得ないかと思います。できるだけ電力業界としては前払いはやりたくない、かように考えております。
そのカロリーの計算につきましては、全国に三カ所の検炭所がございまして、そこで正確な検査をやって、カロリーを検定いたしておるのであります。従いまして悪い、使えないような石灰は、もちろん廃却いたしまして受け取りませんが、カロリーが予定より若干低いというものは、その分だけ代価を差し引いて受け取っておる、かようにやっておるはずでございます。
〔委員長退席、理事西山龜七君委員長席に着く〕 それから(ハ)の石炭の授受に関する問題及び検炭、検収の問題でありますが、これ又国鉄に大きい影響がありますので、御指示のごとく十分注意をいたします。特にこの検収設備はその後も九州、北海道或いは常盤に検炭所を設け、完備と申しますか、立派な施設を作つておりますので、そこで十分な検炭をいたして参りたいと考えております。
七月二日に退職をしておるのであるから、その処分についてはあなたの責任追究は一応保留しておきますけれども、少くともあなたが業務局長時代に、いわゆるこれだけの検量、検炭、分析が完全にできて、しつかり励行しておつたならば、こういうクレームがつくわけがない。少くとも、売れないようなものばかりだという調書がみな入つている。
これが受取りの方法の最善を盡すために、検量、検炭につきまして、まず検量の面につきましては、何分にも銘柄は二千、三千に近い銘柄もありますし、受渡し場所も数千箇所の受渡し場所でやりますので、なかなかこれが正量受渡し完遂ということは容易でない、御案内の通りに石炭は重量物でありまして、この点から見ましてもなかなか容易でない。
○田渕委員 つまり山元に対する検炭、検量、あるいはその監督が、自分は完全でなかつたということをお感じになつておりますか。
○田渕委員 それと関連しておるのですが、一体あなた方が少くとも公団システムを廃止する九月十五日以前の八月十五日に検炭検量をやつておる。地方通産局に対して石炭局を置き、あるいは監督官を置き、検炭員を置き、検量員を置いてやつておるのに、そういうボロ炭が出るわけはありません。それはまつたく職務の無責任というもので、これはあとで論じましよう。先ほど佐々木委員の質問に対して商品価値がないのだこう言つておる。
○中島(征)証人 いわゆる山元フアイナル制と申しますのは、配炭公団で石炭を買い取る一つのやり方といたしまして、山元で全部買い取つて、そこで検量、検炭を行つて清算をする、こういう建前になつておりまして、これを八月十五日以降廃止したというお話でございますが、山元で検量、検炭をするということは廃止いたしたわけではございません。やはり従来同様検量いたしております。
配炭公団の職制及び業務規程によりますとその第十三條に、業務局においては石炭、コークス(半成コークスを含む、以下同じ)及び亜炭(亜炭コークスを含む、以下同じ)の規格、買取り価格及び売渡し価格、買取り及び売渡し、輸出及び輸入、検量及び検炭、運賃諸掛、輸送証明及び荷役施設の運用に関する事項をつかさどるということが、あなたの方の職務規程の中にはつきりうたわれておるのに、その局長であるところのあなたが、それが
山元駐在員の検炭検量も多くはなれ合いであるから、公団に入る石炭は、質においても量においても不足することは明らかで、悪徳炭鉱は公団のある間にかせげるだけかせげの主義で品質、斤量のごまかしをやつたものである。その最後のしわ寄せが、トン五十円とか百円とかのべらぼうな値段となつてしまつたのである。
これは山元坑所で買うわけでございますから、乗つたところで検量いたしますし、サンプルを検炭もいたします。併しそれはすべて坑所で買つた後においてでございます。
その間調査いたしますと、当時山元においては駐在員が檢炭検量をいたしておつたのでありますが、八月半ば以後におきましては、これが検炭檢量をいたさずして日々多量の出荷を見るに至りました結果、遂に従来のり貯炭場が不足をいたしまして、最後に廃止当時におきましては二千有余箇所と相なつたのでございます。
私は幸か不幸か、強制労働に従事させられること三箇月にしまして足にけがいたしましたので、そのために二箇月ほど入院しました結果、当分仕事ができなかつたので、検炭という、石炭が出て来る検査をする比較的楽な役につけてもらいまして、去年五月六日釈放されるまで、そういう仕事をさせられておつたのであります。
○鍛冶委員長 検炭は。
○加藤證人 清算前の事情でありますので、よく存じませんが、山元駐在員というのがおつて、検量、検炭はして受取つておるはずでございます。
そういうことで、この検量検炭は公団の使命として、せめてこの点だけは全力を傾倒して行きたいと、あらゆる努力を拂つたのであります。公団発足当時よりは量においても質においても、公団の送り状に近いものが漸次出るようになつて、非常に改善されたと私どもは考えております。
何年経つてもさようなことが繰返されておつて、國家の輸送力を無駄にし、消費者に迷惑をかけておるということは許されぬことである、ただきわめて少數の監督者が行つて見たとか何とかいうようなことでは、いつ積み出されてくるか見當もつかぬのであるから、やはり炭田別に民主的な一つの検炭監督の機関構成をして、それによつて品位を良心的に高めさせてやる。
たとえば消費者には五千カロリーだと言つて指示しておるのに、實際消費者が受取るのは四千カロリーしかない、はなはだしく低いのになると、三千五百カロリーもないというようなものが非常に多いのだが、そういう検炭の責任は今の指定会社にあるのか、配炭公團にその責任があるのか、あるいは入量が非常に少い、たとえば貨車受取荷も非常に少い、あるいは船積みなどになつてくると御承知だと思うが、三百トンというのに二百五十トンしかない